おねり
伝統芸能などで使われる用語については「練り」をご覧ください。 |
おねりは、山梨県に伝わる郷土料理。ジャガイモやカボチャ、サツマイモなどから作られる。
概要
主に笛吹市や甲州市などの峡東地域、身延町などに伝承されている。山間部では米を生産しにくいため、サツマイモや麦、ソバなどの雑穀などを主とした食べ物が良く作られた[1]。100年以上の歴史を持ち、主に米のつなぎ食として食べられていた。
上記の地域では「朝はおねり、昼はおやき、夜はほうとう」という言葉があることからも、当時はとても身近な食べ物だったことが窺える。
作り方
ここではカボチャを用いた料理を紹介する。
- 水洗いされ、種とワタが除かれたカボチャを薄く切る。
- 鍋にカボチャと水を入れて煮る。カボチャが柔らかくなった時に、カボチャを崩す。
- 塩と砂糖を加え、とうもろこし粉を数回に分けてよく練る。
- ぽってりとすると完成。
脚注
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- ^ “山梨の郷土料理 おねり - やまなしINDEX”. www.ybs.jp. 2024年1月7日閲覧。
外部リンク
- 山梨県/おねり
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