とちぎ蔵の街美術館

とちぎ蔵の街美術館
地図
施設情報
正式名称 とちぎ蔵の街美術館[1]
来館者数 18,224人(2018年度)[2]
事業主体 栃木市
管理運営 社団法人栃木市観光協会(指定管理者[3]
開館 2003年3月15日
閉館 2021年3月31日
所在地 328-0015
栃木県栃木市万町3番23号
位置 北緯36度22分51.398秒 東経139度44分0.233秒 / 北緯36.38094389度 東経139.73339806度 / 36.38094389; 139.73339806
外部リンク 公式サイト
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とちぎ蔵の街美術館(とちぎくらのまちびじゅつかん)は、栃木県栃木市にあった栃木市立の美術館

2003年開館。その約15年前まで実際に使われていた、江戸時代に建てられた3つの質蔵登録有形文化財)を活用した。蔵そのものと関連資料を常設展示する「蔵の展示室」を備えたほか、地元ゆかりの絵画など芸術作品を約200点収蔵していた[4]

2020年の企画展「知られざるレオナルド・ダ・ヴィンチ展」を最後に閉館し、入舟町に開館予定の栃木市立美術館に業務を移管する[5]。建物は同年11月1日より栃木市蔵の街市民ギャラリーとして再オープンし、引き続き使用されている[6]

概要

栃木市中心部は江戸時代に日光例幣使街道宿場町であり、巴波川を使った河川舟運で商都としても栄えた。現代も当時の街並みが一部残り、「蔵の街」と呼ばれる[7](「小江戸」も参照)。

美術館に転用された蔵は近江商人を祖とする善野家のもので、困窮人救済のため金銭や米を出した(あるいは失業の対策のため蔵を新築した)ことから「おたすけ蔵」の通称で知られる。東西に3棟の蔵が連なって形成されており、それぞれ建築年代は次のように判明している[8]

アクセス

電車
  • JR両毛線東武鉄道日光線栃木駅より
    • ふれあいバス
      • 寺尾線「万町一丁目」下車すぐ
      • 金崎線・真名子線・大宮国府線・市街地循環線・市街地北部循環線「東武ギフト前」下車、徒歩2-3分
    • 徒歩15分[9]
自動車

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ とちぎ蔵の街美術館条例
  2. ^ “第7 教育・文化”. 令和元年(平成31年)版 栃木市統計データ. 栃木市総合政策部総合政策課統計係 (2020年4月28日). 2020年9月19日閲覧。
  3. ^ 指定管理者制度導入施設一覧 Archived 2011年8月11日, at the Wayback Machine.
  4. ^ 【ぐるっと首都圏 アートを歩く】芸術さんぽ/とちぎ蔵の街美術館(栃木市)空間と作品が一体に『毎日新聞』朝刊2018年11月9日(首都圏面)2019年1月28日閲覧。
  5. ^ “広報とちぎ 11月号” (pdf). 栃木市. p. 14 (2020年10月20日). 2020年10月25日閲覧。
  6. ^ “市民ギャラリー開館 とちぎ蔵の街美術館をリニューアル”. SOON. 下野新聞社 (2021年11月2日). 2021年12月30日閲覧。
  7. ^ 蔵の街 栃木県観光物産協会(2019年1月28日閲覧)。
  8. ^ 栃木市(編)「栃木市の維持向上すべき歴史的風致」『栃木市歴史的風致維持向上計画』、栃木市、2021年3月、106頁。 
  9. ^ a b 栃木県立美術館所蔵品展「線とかたちの大冒険」告知 より

関連施設

外部リンク

  • とちぎ蔵の街美術館
とちぎ蔵の街の名所・旧跡・観光スポット
蔵の街大通り
  • 三桝屋本店
  • 毛塚紙店
  • MORO craft(丸三家具店店舗)
  • 五十畑荒物店
  • パーラートチギ(旧関根家住宅)
  • 北蔵カフェひがの(佐藤家住宅店舗)
  • 日光珈琲 蔵の街(旧綿忠はきもの店店舗)
  • 好古壱番館(旧安達呉服店店舗)
  • 快眠館大二(大二商店)
  • とちぎ山車会館
  • 蔵の街市民ギャラリー
  • 山本有三ふるさと記念館
  • 蔵の街ダイニング蒼(旧足利銀行栃木支店)
  • とちぎ歌麿館(旧古久磯提灯店)
巴波川綱手道
嘉右衛門町
  • 岡田記念館
    • 畠山陣屋跡
    • 岡田家翁島別邸
  • 油伝味噌
  • 嘉右衛門橋
市街の社寺
洋館群
  • 栃木市立文学館
  • 栃木病院
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