よいすら節(よいすらぶし)は奄美群島の島唄の一つ。奄美のほか沖縄にも伝わる、兄弟または海に出た男性を守護する、姉妹に宿る霊をなり神(姉妹神)信仰に基づく唄である。艫に止まった白い鳥ををなり神の象徴として捉え、吉兆とする。曲名は「スラヨイスラ」という囃子言葉から付いた。別名すらよい節、船ぬ高艫節(ふねぬたかともぶし)、船の外とも節。
歌詞の例
奄美方言 | 標準語訳 |
- 船ぬ高艫に
- 居ちゅる 白鳥(しるどぅり)ぐゎ
- 白鳥やあらぬ
- 姉妹神(うなりがみ) 加那志(がなし)
| - 船の高い舳先に
- 白い鳥が居る
- 白い鳥ではない
- 姉妹神様だ
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よいすら節のソフト化
以下の歌手の歌ったものがリリースされている。