ウェスト・ミッドランズ・トレインズ

曖昧さ回避 ロンドン・ノースウェスタン・レールウェイ」と「ロンドン・ノースウェスタン鉄道」はこの項目へ転送されています。1846年から1922年まで存在した鉄道会社である「London and North Western Railway」については「ロンドン・アンド・ノース・ウェスタン鉄道」をご覧ください。
曖昧さ回避 ウェスト・ミッドランズ・レールウェイ」と「ウェスト・ミッドランズ鉄道」はこの項目へ転送されています。1860年から1863年まで存在した鉄道会社である「West Midland Railway」については「ウェスト・ミッドランド鉄道」をご覧ください。
ウェスト・ミッドランズ・トレインズ
West Midlands Trains
LNRの350形
略称 LM[1]
業種 列車運行会社
事業内容 ウェスト・ミッドランズ・フランチャイズの運行(2017年12月 - 2026年3月)
所有者 アベリオ(70%)
三井物産(15%)
東日本旅客鉄道(JR東日本)(15%)
主要部門 ロンドン・ノースウェスタン・レールウェイ
ウェスト・ミッドランズ・レールウェイ
外部リンク www.londonnorthwesternrailway.co.uk
www.westmidlandsrailway.co.uk
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路線網

ウェスト・ミッドランズ・トレインズ英語: West Midlands Trains)はアベリオ(70%)、三井物産(15%)、東日本旅客鉄道(JR東日本)(15%)が出資するイギリスの列車運行会社である[2]。2017年にウェスト・ミッドランズ地方を中心とした鉄道フランチャイズであるウェスト・ミッドランズ・フランチャイズの運行をロンドン・ミッドランド(英語版)から引き継いだ。ウェスト・コースト本線やその支線区の列車についてはロンドン・ノースウェスタン・レールウェイ英語: London Northwestern Railway; LNR)、ウェスト・ミッドランズ地方内の列車についてはウェスト・ミッドランズ・レールウェイ英語: West Midlands Railway; WMR)のブランド名を使用している。契約満了は2026年の予定である。

沿革

2016年4月に運輸省はウェスト・ミッドランズ・フランチャイズの次期運行会社の候補として、ゴヴィア(英語版)(ロンドン・ミッドランドの親会社)、香港鉄路、ウェスト・ミッドランズ・トレインズ(アベリオ(70%)、三井物産(15%)、東日本旅客鉄道(JR東日本)(15%)のコンソーシアム)の3社を指名した[3][4][5]。同年7月に香港鉄路が撤退したのち[6][7]、8月に入札招待状が発行された[8]

翌2017年8月、ウェスト・ミッドランズ・トレインズが運行権を獲得し、同年10月10にロンドン・ミッドランドから列車運行を引き継いだ[9][10]。契約満了は2026年3月を予定している[11][12]

監督

ひとつ前の運行会社であるロンドン・ミッドランドが運輸省に対してのみ責任を負っていたのに対し、ウェスト・ミッドランズ・トレインズはWMRブランド部分に関しては同リージョンの16の地方自治体で構成されたウェスト・ミッドランズ鉄道局(英語版)に対しても責任を負う[13][14]。現行のフランチャイズではサービス水準などの変更には運輸省の許可が必要だが、2026年からの次期フランチャイズからはこの部分について運輸省の管轄下を離れることが予定されている。なお、2つのブランドの区別がロンドン・ミッドランド時代[注 1]と比べて明確になっているのは、分離に備えてブランドの明確化が運行契約の要件となっているからである[15]

運行概況

ロンドン・ノースウェスタン・レールウェイ

ロンドン・ノースウェスタン・レールウェイの350形

ウェスト・コースト本線やその支線区を走る列車は「ロンドン・ノースウェスタン・レールウェイ」というブランドを使用する。この名称は1921年鉄道法による統合まで同系統の列車を運行していたロンドン・アンド・ノース・ウェスタン鉄道(英語版)にちなんだものであり、コーポレートカラーは緑色、ロゴはL、N、Wの3文字を組み合わせたものである[15][16]

ロンドン寄りの5駅(ロンドン・ユーストンウェンブリー・セントラルハーロウ&ウィルドストーン、ブッシー(英語版・(英語版)ワットフォード・ジャンクション)ではオイスターカードなどの非接触式ICカードが使用可能である。

列車は以下の路線を走行する。

  • ウェスト・コースト本線
  • ラグビー - バーミンガム - スタッフォード線(英語版)
  • アビー線(英語版)
  • マーストン・ヴェール線(英語版)

2020年5月時点での平日オフピーク時のダイヤは以下の通り[17]

区間 毎時 車両
ウェスト・コースト本線
ロンドン・ユーストン トリング(英語版・(英語版) 2本 319形
350形
ミルトン・キーンズ・セントラル(英語版・ 1本
バーミンガム・ニューストリート 1本 350形
リヴァプール・ライム・ストリート 2本
クルー(英語版・街) 1本
アビー線
ワットフォード・ジャンクション セント・オールバンズ・アビー(英語版・ 43 319形
マーストン・ヴェール線
ブレッチリ―(英語版・(英語版) ベッドフォード(英語版・街) 1本 230形(英語版)

ウェスト・ミッドランズ・レールウェイ

ウェスト・ミッドランズ・レールウェイの172形(英語版)
バーミンガム周辺の路線図

バーミンガムを中心としたウェスト・ミッドランズ地方で運行される列車は「ウェスト・ミッドランズ・レールウェイ」というブランドを使用する。コーポレートカラーはオレンジと紫であり、ロゴは六角形の中にWとMを縦に並べたモノグラムである。このロゴはウェスト・ミッドランズ(カウンティ)内の他の交通機関や交通行政を担う組織と色を除いて共通のものであり、バスは赤、ウェスト・ミッドランズ・メトロ(路面電車)は青、自転車関係は緑、ウェスト・ミッドランズ鉄道局(英語版)はターコイズの同じロゴを使用している[18]

スタウアブリッジ・タウン支線(英語版)の列車は直営ではなく、オープン・アクセス・オペレーターのプレ・メトロ・オペレーションズが実際の運行を担っている。

列車は以下の路線を走行する。

  • クロス・シティ線(英語版)
  • チェイス線(英語版)
  • ラグビー - バーミンガム - スタッフォード線(英語版)
  • バーミンガム - キダーミンスター - ウスター線(英語版)スノーヒル・ラインズ(英語版)
  • チルターン本線(英語版)(スノーヒル・ラインズ)
  • ノース・ウォリックシャー線(英語版)(スノーヒル・ラインズ)
  • レミントン - ストラトフォード線(英語版)
  • スタウアブリッジ・タウン支線(英語版)
  • コヴェントリー - レミントン線(英語版)
  • コヴェントリー - ヌニートン線(英語版)
  • ウルヴァーハンプトン - シュルーズベリー線(英語版)
  • バーミンガム - ブロムスグローブ - ウスター線(英語版)
  • コッツウォルド線(英語版)

2020年5月時点での平日オフピーク時のダイヤは以下の通り[19]

区間 毎時 車両
クロス・シティ線
リッチフィールド・トレント・ヴァレー(英語版・街) レディッチ(英語版・ 2本 323形(英語版)
フォー・オークス(英語版・(英語版) 1本
リッチフィールド・トレント・ヴァレー ブロムスグローブ(英語版・(英語版) 2本
フォー・オークス 1本
チェイス線
ウォルソール(英語版・ アストン(英語版・(英語版) ウルヴァーハンプトン(英語版・ 2本 323形
350形
バーミンガム・ニューストリート ルージリー・トレント・ヴァレー(英語版・(英語版) 1本
バーミンガム・インターナショナル(英語版) 1本
スノーヒル・ラインズ
ストラトフォード・アポン・エイヴォン ドリッジ(英語版・(英語版) スタウアブリッジ・ジャンクション(英語版・(英語版) 1本 172形(英語版)
ウィットロックス・エンド(英語版・(英語版) 1本
ドリッジ キダーミンスター(英語版・(英語版) 1本
ウィットロックス・エンド 1本
ドリッジ ウスター・シュラブ・ヒル(英語版・
ウスター・フォアゲート・ストリート(英語版)
グレート・マルヴァーン(英語版・(英語版)
1本
ウィットロックス・エンド 1本
バーミンガム - ヘレフォード/シュルーズベリー
バーミンガム・ニューストリート シュルーズベリー(英語版・ 2本 170形
ヘレフォード(英語版・ 1本 153形(英語版)
170形
レミントン・スパ - ヌニートン
レミントン・スパ(英語版・ ヌニートン(英語版・ 1本 172形
スタウアブリッジ・タウン支線
スタウアブリッジ・ジャンクション スタウアブリッジ・タウン(英語版) 6本 139形

変更予定

以下の変更が予定されている[11]

  • バーミンガム - ウルヴァーハンプトン系統(WMR)のストーク・オン・トレント(英語版・経由クルーへの延伸とロンドン - クルー系統(LNR)のストーク・オン・トレント非経由化[20]
    12両編成の列車がホーム長の関係でストーン(英語版・(英語版)、キッズグローブ(英語版・(英語版)、アルサガー(英語版・(英語版)に停車できないためであるが、同区間からロンドンへの直通列車がストーク・オン・トレントにのみ停車するアヴァンティ・ウェスト・コーストの列車(毎時2本)だけになるとして、スタッフォードシャー議会議員の一部から批判されている[21]。これに対し、ウェスト・ミッドランズ鉄道局はバーミンガムを経由することで所要時間が伸びるものの、直通列車自体は維持されるとした[22]
  • バーラストン(英語版・(英語版)への停車列車導入とウェッジウッド(英語版)の廃止[23]
    いずれも2004年5月に休止駅となり、以降は全列車が通過するとともに、列車代行バスが運行されている。

車両

ウェスト・ミッドランズ・トレインズはロンドン・ミッドランドから139形150形(引退済)、153形(英語版)170形172形(英語版)319形323形(英語版)350形を継承した。既存形式の増備のほか、新型車両として230形(英語版)が導入されており、今後は196形(英語版)730形(英語版)も新製される予定である[24][25]

現有車両

139形
139形「PPM60」はパリー・ピープル・ムーバーズ(英語版)製の軽量単行気動車であり、2両がプレ・メトロ・オペレーションズによってスタウアブリッジ・タウン支線で運行されている。
同線での軽量気動車の使用は2代前のセントラル・トレインズ時代の2006年から1年間、毎週日曜日の列車を999形「PPM50」で運行する試験運用が行われたことに始まる[26]。この成功を受けて同車の定期運用での使用が次期フランチャイズの計画に盛り込まれ、ロンドン・ミッドランドは車両リース会社(英語版)ポーターブルーク(英語版)を通して999形の車体を1m延長したPPM60を2両発注した[27]。これらは139形の形式名が与えられ、実際の運行をプレ・メトロ・オペレーションズが行う形で2009年から同線の列車をすべて運行している[28]
153形
153形(英語版)スーパー・スプリンター(英語版)」は、国鉄時代の1991年から1992年にかけて155形(英語版)「スーパー・スプリンター」(2両編成・1987年 - 1988年製)を改造した単行気動車であり、8両が在籍している。当初はレミントン - ヌニートン間とマーストン・ヴェール線で使用されていたが、172/0形と230形の導入を受け、現在はバーミンガム - ヘレフォード間とスノーヒル・ラインズで運用されている。196形によって置き換えられる予定である。
170形
170形ターボスター」は2代前のセントラル・トレインズによって導入されたものであり、2両編成の170/5形が17本、3両編成の170/6形が6本在籍している。196形の新製によって置き換えられる予定であり、先頭車はイースト・ミッドランズ・レールウェイ(英語版)に、中間車は既存の170/5形の3両編成化のためクロスカントリーに転出する計画である[29]
172形
172形(英語版)「ターボスター」は2010年から2011年にかけて製造された。ロンドン・ミッドランドからは2両編成の172/2形2両を12本、3両編成の172/3形を15本継承したが、これらに加え2018年から2019年にかけてロンドン・オーバーグラウンドからの転属により2両編成の172/0形を8本導入した。生え抜きの27本は前面に貫通路を備えているのに対し、転入車は170形同様の非貫通式であり、前面デザインが異なっている。
230形
230形(英語版)D-Train」はロンドン地下鉄D78形更新・改造して製作された電気式気動車である。ウェスト・ミッドランズ・トレインズは同形式初の顧客であり、2両編成3本を2019年4月からマーストン・ヴェール線で運行している[30]
319形
319形は国鉄時代の1987年から1988年に新たに運行を開始したテムズリンク・ネットワーク向けに製造された。ウェスト・ミッドランズ・フランチャイズにはロンドン・ミッドランド時代の2015年に7本が転入し、引き継ぎ後に導入されたものも含め、現在は15本が在籍している[31][32]。350/4形と730形の導入により置き換えられる。
323形
323形(英語版)は国鉄時代の1992年から1993年にかけて製造され、3両編成26本が使用されている。350/4形と730形によって置き換えられ、内17本についてはすでに同形式を17本運行しているノーザン・トレインズ(英語版)に転出することが計画されている[33]
350形
350形デジロ」は2004年 - 2005年に350/1形がセントラル・トレインズとシルバーリンク向けに、2008年 - 2009年に350/2形、2013年 - 2014年に350/3形がともにロンドン・ミッドランド向けに製造され、合計77本が引き継がれた。さらに、2019年から2020年にかけて、350/3形と同時期にファースト・トランスペナイン・エクスプレス(英語版)に導入された350/4形もトランスペナイン・エクスプレスより転入し、現在は4両編成87本が在籍している。なお、350/2形については350/4形と730形の導入によりリース元のポーターブルークに返却され、蓄電池電車に改造される計画である[34]
形式 画像 種類 最高速度 編成両数 本数 運用区間 製造年
入換機関車
08形[要出典] ディーゼル機関車 15 mph (24 km/h) 2両 入換 1952年 - 1962年
ウェスト・ミッドランズ・レールウェイ
139形
パリー・ピープル・ムーバー(英語版)
気動車 40 mph (64 km/h) 1両 2本 スタウアブリッジ・タウン支線 2009年
153形(英語版)
スーパー・スプリンター(英語版)
75 mph (121 km/h) 1両 8本 スノーヒル・ラインズ
バーミンガム - ヘレフォード
1987年 - 1988年
170形
ターボスター
170/5形 100 mph (160 km/h) 2両 17本 スノーヒル・ラインズ
バーミンガム - ヘレフォード
バーミンガム - シュルーズベリー
1999年 - 2000年
170/6形 3両 6本
172形(英語版)
「ターボスター」
172/0形 2両 8本 スノーヒル・ラインズ
レミントン・スパ - ヌニートン
2010年
172/2形 2両 12本 2011年
172/3形 3両 15本
323形(英語版) 電車 90 mph (140 km/h) 3両 26本 クロス・シティ線
チェイス線
1992年 - 1993年
ロンドン・ノースウェスタン・レールウェイ
230形(英語版)
D-Train
230/0形 気動車 60 mph (97 km/h) 2両 3本 マーストン・ヴェール線 2016年 - 2018年
[注 2]
319形 319/0形 電車 100 mph (160 km/h) 4両 15本 アビー線
ウェスト・コースト本線
1987年 - 1988年
319/2形
319/4形
350形
デジロ
350/1形
110 mph (180 km/h) 4両 30本 ウェスト・コースト本線
チェイス線(WMR)
2004年 - 2005年
350/2形 37本 2008年 - 2009年
350/3形 10本 2013年 - 2014年
350/4形 10本
ウェスト・ミッドランズ・レールウェイ 153形
ウェスト・ミッドランズ・レールウェイ 170形(170/5形)
ウェスト・ミッドランズ・レールウェイ 172形(172/0形)
ウェスト・ミッドランズ・レールウェイ 172形(172/3形)
ウェスト・ミッドランズ・レールウェイ 323形
ロンドン・ノースウェスタン・レールウェイ 230形
ロンドン・ノースウェスタン・レールウェイ 319形
ロンドン・ノースウェスタン・レールウェイ 350形(ロンドン・ミッドランド塗装)
ロンドン・ノースウェスタン・レールウェイ 350形
ロンドン・ノースウェスタン・レールウェイ 350形

導入予定車両

ウェスト・ミッドランズ・トレインズはCAFに「シヴィティ(英語版)」ファミリーの気動車を26編成80両、ボンバルディアに「アヴェントラ(英語版)」ファミリーの電車を81本333両発注している[35]。これらは2020年から2021年にかけて納入される予定である[要出典]

既に納入された230形を含め、これら新型車両に関する詳細は2017年10月に発表された[36][37][38]

196形
196形(英語版)シヴィティ(英語版)」は「ウェスト・ミッドランズ・レールウェイ」ブランドで運行されている153形、170/5形、170/6形の置き換え用として、2両編成の196/0形が12本、4両編成の196/2形が14本導入される予定である。
730形
730形(英語版)アヴェントラ(英語版)」は、「ウェスト・ミッドランズ・レールウェイ」ブランド用で3両編成の730/0形が36本、「ロンドン・ノースウェスタン・レールウェイ」ブランド用の5両編成で近郊列車向けの730/1形が29本、同じく長距離列車向けの730/3形が16本導入される[39]。これらはダービー・リッチャーチ・レーン工場(英語版)で製造される[40]
形式 画像 種類 最高速度 編成両数 本数 ブランド 運用区間 製造年 営業開始
196形(英語版)
シヴィティ(英語版)
196/0形 気動車 100 mph (160 km/h) 2両 12本 WMR スノーヒル・ラインズ
バーミンガム - ヘレフォード
バーミンガム - シュルーズベリー
2019年 - 2020年 2020年
196/1形 4両 14本
730形(英語版)
アヴェントラ(英語版)
730/0形 電車 90 mph (140 km/h) 3両 36本 WMR クロス・シティ線[41]
チェイス線[41]
2020年 - 2021年 2020年 - 2021年
730/1形 110 mph (180 km/h) 5両 29本 LNR 近郊列車[42]
730/2形 16本 長距離列車[42]
ウェスト・ミッドランズ・レールウェイ 196形(196/1形)

過去の車両

150形
ウェスト・ミッドランズ・トレインズはロンドン・ミッドランドから150/1形スプリンター(英語版)」2両編成3本を引き継いだ。これらは170/0形の転入と230形の新製によって淘汰され、2019年にアリーヴァ・レール・ノース(英語版)へ転出した。
形式 画像 種類 編成両数 本数 製造年 運用区間 引退 備考
150形
スプリンター(英語版)
150/1形 気動車 2両 3本 1985年 - 1986 バーミンガム - ヘレフォード(WMR)
マーストン・ヴェール線(LNR)
2019年 アリーヴァ・レール・ノース(英語版)へ転出[43]

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ^ LNR部分は「ロンドン・ミッドランド・エクスプレス」、WMR部分は「ロンドン・ミッドランド・シティ」、スタウアブリッジ・タウン支線(英語版)は「ロンドン・ミッドランド・スタウアブリッジ・シャトル」と、区別されつつも「ロンドン・ミッドランド」の冠を共通にしていた。
  2. ^ 種車のロンドン地下鉄D78形電車は1979年 - 1983年製造。

出典

  1. ^ “West Midlands Trains (WMT)”. nationalrail.co.uk. 2018年6月2日閲覧。
  2. ^ Companies House extract company no 9860466 West Midlands Trains Limited
  3. ^ Contenders for West Midlands rail franchise revealed BBC News 9 April 2016
  4. ^ East Japan Railway on LNWR franchise shortlist Railway Gazette International 7 April 2016
  5. ^ "Three shortlisted for next West Midlands franchise" Rail issue 799 27 April 2016 page 21
  6. ^ Battle to run London Midland rail service down to two Birmingham Post 6 July 2016
  7. ^ "MTR withdraws from West Midlands bidding" Modern Railways issue 815 August 2016 page 21
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  9. ^ West Midlands Trains announced as winning bidder for West Midlands franchise Abellio 10 August 2017
  10. ^ Lea, Robert (2017年8月11日). “Southern operator comes off the rails in West Midlands”. The Times (72299): p. 37 
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  12. ^ Abellio, JR East and Mitsui clinch West Midlands franchise International Railway Journal 10 August 2017
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  17. ^ Table 61、ナショナル・レール時刻表より。 May 2020
    Table 64、ナショナル・レール時刻表より。 May 2020
    Table 66、ナショナル・レール時刻表より。 May 2020
    Table 67、ナショナル・レール時刻表より。 May 2020
    Table 68、ナショナル・レール時刻表より。 May 2020
    Table 91、ナショナル・レール時刻表より。 May 2020
  18. ^ Transport. “A brand for the West Midlands – TfWM reveals new public transport identity” (英語). Transport for West Midlands. 2019年8月30日閲覧。
  19. ^ Table 63、ナショナル・レール時刻表より。 May 2020
    Table 68、ナショナル・レール時刻表より。 May 2020
    Table 69、ナショナル・レール時刻表より。 May 2020
    Table 70、ナショナル・レール時刻表より。 May 2020
    Table 71、ナショナル・レール時刻表より。 May 2020
    Table 72、ナショナル・レール時刻表より。 May 2020
    Table 74、ナショナル・レール時刻表より。 May 2020
    Table 116A、ナショナル・レール時刻表より。 May 2020
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  39. ^ “Bombardier and CAF win West Midlands train contracts”. Railway Gazette International. (2018年5月28日). http://www.railwaygazette.com/news/traction-rolling-stock/single-view/view/bombardier-and-caf-win-west-midlands-train-contracts.html 2017年10月17日閲覧。 
  40. ^ Fender, Keith; Sheratt, Philip (June 2018). “West Midlands prepares for new fleets”. Modern Railways 75 (837): 78. 
  41. ^ a b “Abellio, JR East and Mitsui announce £680m new trains for the next West Midlands Rail Franchise 413 electric and diesel carriages to be manufactured by Bombardier and CAF”. Abellio. Abellio. 2017年10月19日閲覧。
  42. ^ a b Jones (2017年10月17日). “Over 100 new trains West Midlands trains – with wi-fi and speeds up to 110mph”. Birmingham Post. Birmingham Post. 2017年10月19日閲覧。
  43. ^ Three more 150s for Northern Today's Railways UK issue 211 July 2019 page 64

関連項目

  • グレーター・アングリア(英語版) - アベリオが60%、三井物産が40%を出資する列車運行会社
  • アベリオ・スコットレール - アベリオが100%を出資する列車運行会社
  • イースト・ミッドランズ・レールウェイ(英語版) - アベリオが100%を出資する列車運行会社
  • マージーレール(英語版) - アベリオが運行会社に50%を出資

外部リンク

  • ロンドン・ノースウェスタン・レールウェイ
  • ウェスト・ミッドランズ・レールウェイ
  • アベリオ
  • 三井物産 モビリティ第一本部
  • JR東日本
先代
ロンドン・ミッドランド(英語版)
ウェスト・ミッドランズ・フランチャイズ運行事業者
2017年 - 2026年
次代
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