ウェルトゥムヌス

ウェルトゥムヌス(Vertumnus)は、ローマ神話に登場する果樹と果物の神[1]。ウォルトゥムヌスとも呼ばれる[1]

フランチェスコ・メルツィ『ウェルトゥムヌスとポモナ』、1518-1522年ごろ。絵画館 (ベルリン)

エトルリア起源と考えられており、ローマでは植物を転じて果実に、果実が転じて木になる過程を促進する神と解釈された[1]。祭日は毎年8月13日[1]

様々な形態に変身できる能力を持つウェルトゥムヌスは、ポーモーナに恋した時、老婆に姿を変えて彼女を説得し求愛に成功したといわれる[2]

出典

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  1. ^ a b c d 高津春繁 『ギリシア・ローマ神話辞典』 岩波書店 1960年、60頁。
  2. ^ マイケル・グラント、ジョン・ヘイゼル 『ギリシア・ローマ神話事典』 大修館書店 1988年、529頁。
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