カリコ・スカイズ

カリコ・スカイズ
ポール・マッカートニー楽曲
収録アルバムフレイミング・パイ
英語名Calico Skies
リリース1997年5月12日
録音1992年9月
ジャンルワルツ[1]
時間2分32秒
レーベル
作詞者ポール・マッカートニー
作曲者ポール・マッカートニー
プロデュース
フレイミング・パイ 収録曲
ヤング・ボーイ
(5)
カリコ・スカイズ
(6)
フレイミング・パイ
(7)

カリコ・スカイズ」(Calico Skies)は、ポール・マッカートニーの楽曲である。1997年に発売されたアルバム『フレイミング・パイ』の6曲目に収録された。アコースティック・ギターの弾き語りで構成される楽曲で、1992年9月にレコーディングされた。1999年に発売されたアルバム『ワーキング・クラシカル』には、ローマー・マー・カルテットによる弦楽四重奏が収録された。

背景・リリース

マッカートニーは、1991年夏にアリゾナ旅行中にハリケーンに遭遇。電気が使えないことから、蝋燭を明かりにし、料理はすべて焚火という日々を数日過ごした。そんな中で、アコースティック・ギターを使用していくつかの曲が書かれ、その中には「カリコ・スカイズ」も含まれていた[2]。楽曲について、マッカートニーは「『ブラックバード』みたいなアコースティック調の曲を書きたかった。それだけで成立して、ドラムとかアレンジが必要のないものをね」と語っている[2]

レコーディングは、『フレイミング・パイ』のためのセッションよりも前の1992年9月3日にサセックスでレコーディングされ、同日のうちにミキシングも行われた。プロデュースは、ジョージ・マーティンとの共同プロデュースとなっている。

1999年に発売されたアルバム『ワーキング・クラシカル』には、ローマー・マー・カルテットによる弦楽四重奏が収録され[3]イラク戦争の犠牲になった人々のために制作されたオムニバス盤『Hope - For The Children Of Iraq』には、再録音された音源が収録された[4]

パーソネル

収録アルバム

カバー・バージョン

  • マイク・ニュージェント、ナンシー・シルローニ - 2011年11月21日に行われたリンダ・マッカートニーのトリビュート・ライブ『"Let Us In" Nashville – A Tribute To Linda McCartney』で演奏[5]

脚注

[脚注の使い方]

出典

  1. ^ Erlewine, Stephen Thomas. Flaming Pie - Paul McCartney | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年11月16日閲覧。
  2. ^ a b “ポール・マッカートニー、“Calico Skies”のアコースティック・バージョンの音源が公開”. NME Japan (BandLab UK Limited). (2020年7月31日). https://nme-jp.com/news/91696/ 2020年11月16日閲覧。 
  3. ^ Ruhlmann, William. Working Classical: Orchestral and Chamber Music by Paul McCartney - Lawrence Foster, London Symphony Orchestra | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年11月16日閲覧。
  4. ^ Wilson, MacKenzie. War Child: Hope - Various Artists | Songs, Reviews, Credits - オールミュージック. 2020年11月16日閲覧。
  5. ^ “"Let Us In" Nashville – A Tribute To Linda McCartney Now Available”. Country Music Tattle Tale. オリジナルの2012年4月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20120422170843/http://countrymusictattletale.com/2011/11/22/let-us-in-nashville-a-tribute-to-linda-mccartney-now-available/ 2020年11月16日閲覧。 
典拠管理データベース ウィキデータを編集
  • MusicBrainz作品