カントル (教会音楽家)

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カントル英語: cantor, ドイツ語: Kantor)は、キリスト教音楽の指導者。カントルはカトリックプロテスタントで使用される名称であり、正教会では「プロトプサルティス」(ギリシア語: πρωτοψάλτης、第一歌手)と呼ばれる。またユダヤ教にも「ハッザーン」と呼ばれる同様の役職がある。

カントルの任務は、典礼の時に会衆の歌にオルガンなどで伴奏をつけたり、聖歌隊合唱指揮者を務めたり、さらにカンタータの演奏では合唱管弦楽の双方の指揮者を務めなければならない。ドイツ中部ではカントルと教師は同一の概念であったので、教会付属学校の教師の役割も果たさなければならなかった。

なお、多くのカントルが作曲家を兼ねた。もっとも有名なカントルとして、ライプツィヒ聖トーマス教会のカントル(トーマスカントル)であったヨハン・ゼバスティアン・バッハと、ハンブルクの5つの主要教会のカントル(ヨハネスカントル)であったゲオルク・フィリップ・テレマンの2人があげられる[1]

脚注

  1. ^ New Grove Dictionary of Music and Musicians, s.v. "Kantorat"
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