コメヤ薬局

株式会社コメヤ薬局
コメヤ薬局鶴来本店
種類 株式会社
市場情報 未上場
本社所在地 日本の旗 日本
920-2104
石川県白山市月橋町414番地
設立 1946年(創業は江戸初期、具体的な年号については諸説有)
業種 小売業
法人番号 8220001000110 ウィキデータを編集
事業内容 院外処方箋調剤業務
医薬品、医療品、日用生活品、化粧品販売
代表者 長基健司(代表取締役社長
資本金 1000万円[1]
売上高 42億6665万円(2021年3月度[1])
従業員数 230名(2021年1月現在)
決算期 3月
外部リンク https://komeya-drug.com/
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株式会社コメヤ薬局(コメヤやっきょく)は、石川県白山市に本部を置く薬局・ドラッグストアチェーン。

店舗業態

調剤OTCのみを専門に扱う薬局、調剤・OTCに加え一般日用品・化粧品等も扱う薬局など、複数種の業態を持つ。白山市鶴来地区中心に、石川県内各地に店舗を展開する。各店の分類は以下の通り。

  • 調剤・ドラッグ併設店:鶴来本店、久安店、安養寺店、小立野店、月橋店、泉店、アビオシティ加賀店
  • 調剤・小型ドラッグ店:高尾店、山島台店、県庁前店、水戸町店、かわち店、野々市三納店、吉野谷店
  • ドラッグストア店:根上店、アピタ店
  • 調剤専門店(プリスケア店):窪店、志賀店、白峰店
  • ファミリーマート+コメヤ薬局:FM御経塚店、FM金沢武蔵店、FM片町店

月橋店は1階が店舗、2階がコメヤ薬局本部事務所となっている(鶴来本店を本部事務所と取り違える来訪者が後を絶たない)。なお、月橋店では専用売場を設けて、衣料品も多く取り扱っている[2]

沿革

創業家は江戸時代初期より鶴来町内(現・本店所在地)にて醸造業を営んでいた。当時は所謂銘酒「加賀菊酒」の本舗だったことから、醸造作業の様子や精米水車の光景を際々藩主視察の栄に浴している。

江戸時代後期に薬用人参入りの丸薬である赤薬の製造販売を始めたのを機に薬種商に転じ、以後これが主業となった。昭和以降も家業法人化、多店舗展開等で発展に努める。

  • 1687年貞享 4年) - 二代八兵衛が角屋又四郎から酒株を買取る(この「買取」が酒造業の創業か、それとも事業の拡張にあたるのかは定かではない)。
  • 1825年文政 8年) - 八代次郎左衛門が薬種商売開業願を届け出る。
  • 1926年(昭和元年) - 長基合資会社を設立。
  • 1943年(昭和18年) - 白山生薬株式会社を設立。
  • 1946年(昭和21年) - コメヤ薬局を設立。
  • 1996年平成 8年) - コメヤ薬局本部を開設。

なお、キャッチコピー「健康をまもって400年」の「400年」は(概算ではあるが)酒造業の創業時から数えたもので、薬種商転身後の経過年数ではない。

屋号

創業家は屋号を当初から 「米屋」と名乗っていたが、元禄期には「長者屋」と称し、江戸末期にはを 「碓井」と呼んでいた。明治になって現在の「長基」に改めたが、屋号は 「米屋」を継承し、現在「コメヤ」としている。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b 会社概要(株式会社コメヤ薬局公式ページ)2021年5月16日閲覧
  2. ^ 【石川】コメヤ 地域に寄り添う 競争激化 独自路線に力(2021年3月6日、北陸中日新聞)2021年5月16日閲覧

外部リンク

  • コメヤ薬局ホームページ
 
ハピコムグループ
マツキヨココカラ&カンパニー
グループ
富士薬品グループ
サンドラッググループ
WINグループ
ニチリウグループ
 
その他
 
消滅・撤退
  • パワーズドラッグ(富士薬品子会社モリキに吸収)
  • ドラッグトマト・ポテトカンパニー(ツルハに吸収)
  • アルファ(富士薬品子会社の後、東北セイムスに統合)
  • シバタ薬品
  • ジャストドラッグ(富士薬品の子会社になった後、関東セイムス(ジャストドラッグの旧ライズ店舗はモリキに移譲)に統合、屋号は継続)
  • 篠田薬局(富士薬品に事業譲渡)
  • シブヤ薬局(bigドラッグを経営していたがセイジョーに吸収合併)
  • いわい(セイジョーに事業譲渡)
  • コーエイ(住商ドラッグストアーズと経営統合)
  • 東京エコー(破産)
  • 信陽堂薬局(ツルハにドラッグ事業譲渡した後破産)
  • クスリのカツマタ(住商ドラッグストアーズに事業統合)
  • 村山快哉堂
  • ウイング湘南(アイロムロハスに店舗譲渡)
  • 仁天堂(店舗をリバースに譲渡)
  • ドラッグマックス・健康家族(ドラッグマックスに吸収、現マツモトキヨシ甲信越販売)
  • 中島ファミリー薬局(マツモトキヨシ甲信越販売に吸収、屋号は存続)
  • なかや(ウエルシア関東に経営統合)
  • ナガタ薬局(ウエルシア関東に吸収)
  • ドラッグフジイ(ウエルシア関東に吸収)
  • 薬のタムラ(富士薬品、後にモリキに事業統合)
  • くすりの寺田(ツルハに店舗譲渡)
  • 清水ドラッグストアー(倒産後サンドラッグが支援し太陽キャピタルとして経営 → サンドラッグ東海)
  • シーズアンドアーパス白沢ドラッグ東洋薬局(合併してジップドラッグ。屋号は存続)
  • レモン
  • 森山薬局
  • ドラッグストアキリン(東海セイムスに経営統合、屋号は継続)
  • ホップスドラッグ(松ノ木薬品と合併)
  • 松ノ木薬品・神薬堂・マルゼン(ライフォートに吸収)
  • 関西薬品(共栄ファーマシーズに店舗譲渡)
  • 國廣薬品(セガミメディクスに吸収合併)
  • 笹岡薬局 ドラッグコスモ21(西日本セイムスに経営統合、屋号は継続)
  • メディコ21(レデイ薬局と合併。屋号は存続)
  • くすりのありあけ(破産)
  • くすりのみよし(破産)
  • ABCドラッグ
  • 飯塚薬品(スギ薬局に吸収)
  • ニッショードラッグ(キリン堂に吸収)
  • 寺島薬局(ドラッグストア事業をウエルシア関東に事業譲渡、介護事業に特化してウエルシア介護サービスとなる)
  • スズラン薬局セイジョージップドラッグライフォート(セガミメディクスに吸収、現ココカラファインヘルスケア、各社の屋号は存続)
  • スパーク(ツルハに吸収)
  • モリス(ドラッグストア事業をモリスリテールに分社化した後、マツモトキヨシHDの子会社を経てマツモトキヨシ中四国販売に吸収)
  • コダマ(ココカラファインヘルスケアに吸収、屋号は存続)
  • 南天堂(破産)
  • ドラッグストアバイゴー(富士薬品に吸収、屋号は存続)
  • 倉持薬局(カワチ薬局に吸収、屋号は存続)
  • 高田薬局ウエルシア関西(ウエルシア薬局に吸収)
  • 関東セイムス(富士薬品に吸収)
  • ダルマ(マツモトキヨシ東日本販売に吸収)
  • イタヤマメディコ(マツモトキヨシ甲信越販売に吸収)
  • ラブドラッグス(マツモトキヨシ中四国販売に吸収)
  • タキヤ(ウエルシア薬局に吸収)
  • CFSコーポレーション(ウエルシア薬局に吸収)
  • 杉浦薬品(マツモトキヨシに吸収)
  • トウブドラッグ(マツモトキヨシへ会社分割により承継、法人はマツモトキヨシファーマシーズに吸収)
  • リバース(ツルハに吸収)
  • かもめ(ツルハに事業譲渡した後清算)
  • ウエダ薬品(ツルハに吸収)
  • エスロード(東北セイムスに吸収)
  • ノザキ薬品(九州セイムスに吸収、屋号は存続)
  • ドラッグ・オゾン(スマイルドラッグに吸収)
  • ニュードラッグ(クリエイトエス・ディーに吸収)
  • キリン堂薬局(親会社に事業譲渡の上ザグザグのフランチャイズ化)
  • 弘陽薬局(マツモトキヨシに吸収)
  • コヤマ薬局(サンメディックに吸収)
  • クラフト(ドラッグストア事業をサクラドラッグとして分社化しツルハに譲渡)
  • 東北セイムス(モリキに吸収)
  • 一本堂(ウエルシア薬局に吸収)
  • ジュンテンドー(ウエルシア薬局に事業譲渡)
  • 示野薬局(マツモトキヨシ甲信越販売に吸収、屋号は存続)
  • スマイルドラッグ(富士薬品に吸収)
  • 上新電機(ウエルシア薬局に事業譲渡)
  • 金光薬品(ウエルシア薬局に吸収)
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