ナショナル・モーター・ビークル

ナショナル・モーター・ビークルNational Motor Vehicle Company )は、1900年から1924年に米国インディアナ州インディアナポリスで活動した自動車メーカー。

電気自動車を製作した。1900年の「スタイルA」(Style A )はティラー・ステアリングのラナバウトスタイルだった。1903年には内燃機関の自動車製作に移行した。ルーテンバー製ガソリンエンジンの2気筒エンジンや4気筒エンジンを使用した。

1904年の「ナショナル・トノー」(National Tonneau )は、トノーモデルで、2000ドルで販売された。電気モーター1個を用い、リアに置かれた。9 hp (6.7 kW)を出力した。4速ヘリンボーン・トランスミッションをあわせた。ウッドフレームで覆われた車体は15 mph (24 km/h)で走行した。

1905年には2気筒モデルはなくなり、サーキュラーラジエター装備の6気筒車が登場した。電気自動車としては1906年と1907年のモデルが最後となった。エンジンの自社生産を開始した。

1915年には1800台を生産し、ナショナル社として最多生産台数を記録した。会社名を変更し「ナショナル・モーター・アンド・ビークル」(National Motor and Vehicle company )とした。1922年に、「アソシエーテッド・モーター・インダストリーズ・グループ」(Associated Motor Industries group )の傘下となった。1920年初頭に販売が落ち込み、1924年で会社を終了した。

レース

1912年にジョー・ドーソン(Joe Dawson )がナショナル車に乗りインディアナポリス500で優勝している。

参考

  • Frank Leslie's Popular Monthly (January, 1904)
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