マイク・デオダート

この名前は、ポルトガル語圏の人名慣習に従っています。第一姓(母方の姓)はボルジェス、第二姓(父方の姓)はフィーリョです。
マイク・デオダート
Mike Deodato
2014年、イタリア・ルッカの漫画祭にて。
2014年、イタリアルッカの漫画祭にて。
本名 デオダート・タウマトゥルゴ・ボルジェス・フィーリョ
Deodato Taumaturgo Borges Filho
生誕 (1963-05-23) 1963年5月23日(60歳)
ブラジルの旗 ブラジル
パライバ州カンピナグランデ
国籍 ブラジルの旗 ブラジル
職業 漫画家
活動期間 1993年-
代表作 『ワンダーウーマン』
『ニューアベンジャーズ』
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マイク・デオダートMike Deodato, 1963年5月23日 - )は、ブラジルパライバ州カンピナグランデ出身のアメリカン・コミックスのアーティストである。マイク・デオダート・JrMike Deodato Jr.)とも表記される。

キャリア

デオダートの最初の作品のひとつはイノベーション・パブリシング(英語版)より出版されたテレビドラマ『美女と野獣(英語版)』の翻案コミックであった。デオダートはその後、ウィリアム・メスナー=ロエブス(英語版)脚本の『ワンダーウーマン』によりアメリカのコミック界で有名となった。『ワンダーウーマン』の後はウォーレン・エリス(英語版)』脚本の『マイティ・ソー』に参加し、さらにその後はロブ・ライフェルド(英語版)の『グローリー』を手がけた。

1990年代半ばのデオダートのアートスタイルはジム・リーを連想させるものであったが、ブルース・ジョーンズ(英語版)脚本の『インクレディブル・ハルク』からはより写実的なものとなった。その後彼はドクター・ストレンジ関連タイトルである『ウィッチーズ(英語版)』を手がけ、さらに『アメイジング・スパイダーマン』と『ニューアベンジャーズ』のレギュラーアーティストとなった。2007年からデオダートは『サンダーボルツ(英語版)』の第110号から再びウォーレン・エリスと組んだ。2009年創刊された『ダークアベンジャーズ』でもレギュラーアーティストを務め、さらに2010年からのエド・ブルベイカー(英語版)脚本の『シークレットアベンジャーズ』にも就任した[1]。2011年からは『ニューアベンジャーズ』のアーティストに復帰した。

ビブリオグラフィ

ダークホース

  • Lady Death vs. Vampirella
  • Star Wars Tales 7
  • Xena #9-14

DC

  • Batgirl Annual #1 (2000)
  • Batman #570 (1999)
  • Batman 80-Page Giant #3 (2000) 他のアーティストと共同
  • Batman: Shadow of the Bat #87 (1999)
  • Detective Comics #736 (1999)
  • Legends of the DC Universe (ワンダーウーマン) #4-5 (1998)
  • Wonder Woman, vol. 2, #0, 85, 90-100 (1994-95)

イメージ

  • Glory #1-10 (1995-96) 他のアーティストと共同
  • Jade Warriors #1-3 (1999–2000)
  • WildC.A.T.s #47 (1998) エド・ベンズ(英語版)と共同

マーベル

  • Amazing Spider-Man (スパイダーマン) #509-529; (ハリー・オズボーン) #546 (2004-08)
  • Avengers #380-382, 384-385, 387-388, 390-391, 393-395, 397-402 (1994-96)
  • Avengers, vol. 3, #61-62 (2003)
  • Avengers, vol. 5, #10 (2013)
  • Avengers: The Crossing (1995)
  • BrooklyKnight #1 (2012)
  • Captain America #616-617 (2011) 他のアーティストと共同
  • Dark Avengers #1-6, 9-16 (2009-10)
  • Dark Avengers/Uncanny X-Men: Exodus (2009) テリー・ドッドソン(英語版)と共同
  • Dream Police (2005)
  • Elektra #1-19 (1996-98)
    • Elektra #-1 (1997, Flashback issue)
  • Incredible Hulk vol. 2, #447-453 (1996-97)
  • Incredible Hulk, vol. 3, #50-54, 60-65, 70-72 (2003-04)
  • Incredible Hulk: Hercules Unleashed (1996)
  • Journey into Mystery #503-506, 508-511 (1996-97)
  • Moon Knight, vol. 2, #20 (2008)
  • New Avengers #17-20 (2006)
  • New Avengers, vol. 2, #9-current (2011)
  • New Avengers Finale (among other artists) (2010)
  • Punisher: War Journal, vol. 2, #4 (2007)
  • Secret Avengers #1-4, 6-10, 12 (2010-11)
  • Spider-Man Unlimited #21-22 (1998)
  • Thor vol. 1, #491-502 (1995)
  • Thunderbolts #110-121 (2007-08)
  • Thunderbolts Prelude (1997, reprints team's first appearance in Incredible Hulk vol. 2, #449)
  • Tigra #1-4 (2002)
  • Ultimates Annual #2 (2006)
  • Witches #1-4 (2004)
  • Wolverine, vol. 2, Annual #2 (2008)
  • Wolverine: Origins #28-30 (2008-09)
  • X-Men: Legacy #212 (2008) スコット・イートン(英語版)と共同
  • X-Men: Original Sin (2008) ワンショット
  • X-Men Unlimited #32 (2001)
  • X.S.E. #1-4 (1996–97) ミニシリーズ

その他の出版社

  • Beauty and the Beast (イノベーション(英語版))
  • The Cartoon Art of Mike Deodato, Jr. (レッド・ジャイアント・エンターテインメント(英語版))
  • Death Kiss (マキシマム・プレス)
  • Lady Death #5-8 (カオス!(英語版))
  • Lady Death vs. Vampirella: Uncommon Ground (カオス!)
  • Lost in Space (イノベーション)
  • Mack Bolan: The Executioner (イノベーション)
  • Mike Deodato's Comics & Stories (レッド・ジャイアント・エンターテインメント) [2]
  • Mike Deodato's Jade Warriors 2014 (レッド・ジャイアント・エンターテインメント)
  • Mike Deodato Jr's Sketchbook (2014) (レッド・ジャイアント・エンターテインメント)
  • Purgatori (カオス!)
  • Quantum Leap (イノベーション)
  • Samuree, vol. 2, #3 (コンティニュイティ(英語版))
  • Turok (ヴァリアント(英語版))

参考文献

  1. ^ Rogers, Vaneta (December 23, 2008). "Mike Deodato Explores His Dark (Avengers) Side". Newsarama.
  2. ^ "Red Giant to Release New Original Projects From Superstar Comic Artist Mike Deodato" (Press release). MarketWired. 5 September 2013.

外部リンク

  • Mike Deodato - Grand Comics Database
  • Mike Deodato Jr. - Comic Book DB
  • Glass House Graphics
  • Mike Deodato page at Marvel Digital Comics
  • Marvel Gazette Interview
先代
エンジェル・メディナ(英語版)
インクレディブル・ハルク(英語版)』 のアーティスト
1996年 - 1997年
次代
アダム・キューバート
先代
ジョン・ロミータ・Jr
アメイジング・スパイダーマン』のアーティスト
2004年 - 2006年
次代
ロン・ガーニィ(英語版)
先代
スティーブ・マクニーブン
ニューアベンジャーズ』のアーティスト
2006年
次代
ハワード・チェーキン(英語版)
先代
ハビエル・サルターレ
ムーンナイト(英語版)』のアーティスト
2008年
次代
マーク・テシェイラ(英語版)
先代
トム・グラメット(英語版)
サンダーボルツ(英語版)』のアーティスト
2007年 - 2008年
次代
フェルナンド・ブランコ
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