レッドブル・クラッシュドアイス(2008年1月) レッドブル・クラッシュドアイス (英 : Red Bull Crashed Ice World Championship )はレッドブル が毎年ウィンターシーズンに開催しているアイスクロス の大会[1] 。2019年 -2020年 シーズンよりATSX(All Terrain Skate Cross)連盟が主催する世界選手権となり、大会名称も「レッドブル・アイスクロス 」(英 : Red Bull Ice Cross World Championship )に改称されている。
概要 2001年 にスウェーデン ・ストックホルム で初開催。
レースにはアイスホッケー の選手などが出場し、選手はライダー と呼称される。
男子は2009年 シーズンまでは個別の大会ごとに優勝者を決定していたが、2010年 シーズンよりワールドチャンピオンシップとなってポイント制でシーズン中に最も多くのポイントを獲得したライダーが総合優勝となる。
女子は2009年 シーズンから参加が始まり、2016年シリーズよりワールドチャンピオンシップとなった。
ジュニア部門は2017年 シーズンより開設された。
欧州 、アメリカ を中心として開催されている。2018年12月7日・8日にはアジア 初開催として、日本の横浜 (臨港パーク )で開催された[2] 。
選手の胸にはRed Bullのワッペンを付けており、新人を除いて記載されている数字は前シーズンの世界ランキングとなっている。
レース レースは2日間の日程で行われる場合、1日目が予選日、2日目が決勝日である。
出場枠はワールドランキング上位64名のほか、開催国枠として最大7名などがある。
決勝日は男子・女子共に1レース4人のライダーが滑走し、上位2名のライダーが次のラウンドに進出するノックアウト方式 で行われる。最後に残った4人の中からファイナル4で優勝を決める。
男子は予選を勝ち抜いた64人がラウンド・オブ・64、ラウンド・オブ・32、準々決勝、準決勝の計4回勝ち抜くと決勝へ進出となる。女子は予選を勝ち抜いた16人ラウンド・オブ・16、準決勝の計2回勝ち抜くと決勝へ進出となる。
選手同士が接触することもあるが、悪質と判断した場合はゴール後6秒以内にボタンを押下することで抗議できる。
ワールドチャンピョン 男子 シーズン ワールドチャンピョン 2010年 マルティン・ニーフネッカー(フィンランド語版) 2011年 アルットゥ・ピヒライネン(フィンランド語版) 2012年 カイル・クロクソール(英語版) 2013年 デレク・ウェッジ(フィンランド語版) 2014年 マルコ・ダラーゴ(フィンランド語版) 2015年 スコット・クロックソール(フィンランド語版) 2016・17年 キャメロン・ナーズ(フィンランド語版) 2018年 スコット・クロクソール(フィンランド語版)
女子 シーズン ワールドチャンピョン 2016・17年 ジャクリーン・レジェール(英語版) 2018年 アマンダ・トランゾ(英語版)
結果 個別開催 男子 開催日 開催地 優勝 2001年1月20日 ストックホルム ジャスパー・フェルダー(フィンランド語版) 2002年 クラーゲンフルト ジャスパー・フェルダー(フィンランド語版) 2003年2月28日 ダルース ジャスパー・フェルダー(フィンランド語版) 2004年1月24日 モスクワ ジャスパー・フェルダー(フィンランド語版) 2004年2月20日 ダルース ジャスパー・フェルダー(フィンランド語版) 2005年1月15日 プラハ ジャスパー・フェルダー(フィンランド語版) 2006年2月18日 ケベック・シティー ガブリエル・アンドレ(フィンランド語版) 2007年3月3日 ケベック・シティー ケヴィン・オルソン(フィンランド語版) 2007年3月17日 ヘルシンキ ケヴィン・オルソン(フィンランド語版) 2008年1月26日 ケベック・シティー アルットゥ・ピヒライネン(フィンランド語版) 2008年2月9日 ダボス Miikka Jouhkimainen(フィンランド語版) 2009年1月24日 ケベック・シティー アルットゥ・ピヒライネン(フィンランド語版) 2009年2月7日 プラハ Miikka Jouhkimainen(フィンランド語版) 2009年3月14日 ローザンヌ ジャスパー・フェルダー(フィンランド語版)
女子 開催日 開催地 優勝 2009年1月24日 ケベック・シティー Kerri-Anne Wallace 2010年3月20日 ケベック・シティー Kerri Muir 2011年3月19日 ケベック・シティー Salla Kyhala(フィンランド語版) 2012年3月17日 ケベック・シティー ファニー・デスフォージズ(英語版) 2012年12月1日 ナイアガラフォールズ ファニー・デスフォージズ(英語版) 2013年3月16日 ケベック・シティー Dominique Thibault(英語版) 2014年3月22日 ケベック・シティー Salla Kyhala(フィンランド語版) 2015年1月24日 セントポール Salla Kyhala(フィンランド語版) 2015年3月14日 エドモントン Salla Kyhala(フィンランド語版)
ワールドチャンピオンシップ 男子 開催日 開催地 優勝 2010年1月16日 ミュンヘン マルティン・ニーフネッカー(フィンランド語版) 2010年3月21日 ケベック・シティー カイル・クロクソール(英語版)
開催日 開催地 優勝 2011年1月15日 ミュンヘン カイル・クロクソール(英語版) 2011年2月5日 ファルケンブルグ アルットゥ・ピヒライネン(フィンランド語版) 2011年2月26日 モスクワ アルットゥ・ピヒライネン(フィンランド語版) 2011年3月19日 ケベック・シティー アルットゥ・ピヒライネン(フィンランド語版)
開催日 開催地 優勝 2012年1月14日 セントポール カイル・クロクソール(英語版) 2012年2月4日 ファルケンブルグ カイル・クロクソール(英語版) 2012年2月18日 オーレ アダム・ホルスト(フィンランド語版) 2012年3月17日 ケベック・シティー アルットゥ・ピヒライネン(フィンランド語版)
開催日 開催地 優勝 2012年12月1日 ナイアガラフォールズ カイル・クロクソール(英語版) 2013年1月26日 セントポール カイル・クロクソール(英語版) 2013年2月9日 ファルケンブルグ デレク・ウェッジ(フィンランド語版) 2013年3月2日 ローザンヌ キャメロン・ナーズ(フィンランド語版) 2013年3月16日 ケベック・シティー アルットゥ・ピヒライネン(フィンランド語版)
開催日 開催地 優勝 2014年2月1日 ヘルシンキ マルコ・ダルラーゴ(フィンランド語版) 2014年2月22日 セントポール マルコ・ダルラーゴ(フィンランド語版) 2014年3月8日 モスクワ キャメロン・ナーズ(フィンランド語版) 2014年3月22日 ケベック・シティー マルコ・ダルラーゴ(フィンランド語版)
開催日 開催地 優勝 2015年1月24日 セントポール カイル・クロクソール(英語版) 2015年2月7日 ヘルシンキ スコット・クロクソール(フィンランド語版) 2015年2月21日 ベルファスト スコット・クロクソール(フィンランド語版) 2015年3月14日 エドモントン キャメロン・ナーズ(フィンランド語版)
開催日 開催地 優勝 2015年11月27日 ケベック・シティー キャメロン・ナーズ(フィンランド語版) 2016年1月8日 ミュンヘン キャメロン・ナーズ(フィンランド語版) 2016年1月29日 ユヴァスキュラ スコット・クロクソール(フィンランド語版) 2016年2月26日 セントポール キャメロン・ナーズ(フィンランド語版)
開催日 開催地 優勝 2017年1月14日 マルセイユ キャメロン・ナーズ(フィンランド語版) 2017年1月21日 ユヴァスキュラ スコット・クロクソール(フィンランド語版) 2017年2月4日 セントポール ディーン・モリアーティ(フィンランド語版) 2017年3月4日 オタワ キャメロン・ナーズ(フィンランド語版)
開催日 開催地 優勝 2018年1月19・20日 セントポール マルコ・ダルラーゴ(フィンランド語版) 2018年2月2・3日 ユヴァスキュラ ルカ・ダルラーゴ(フィンランド語版) 2018年2月16・17日 マルセイユ キャメロン・ナーズ(フィンランド語版) 2018年3月9・10日 エドモントン ルカ・ダルラーゴ(フィンランド語版)
女子 開催日 開催地 優勝 2015年11月27日 ケベック・シティー ミリアム・トレパニエ(英語版) 2016年1月8日 ミュンヘン ジャクリーン・レジェール(英語版) 2016年1月29日 ユヴァスキュラ アレクシス・ジャクソン 2016年2月26日 セントポール ジャクリーン・レジェール(英語版)
開催日 開催地 優勝 2017年1月14日 マルセイユ ジャクリーン・レジェール(英語版) 2017年1月21日 ユヴァスキュラ アマンダ・トランゾ(英語版) 2017年2月4日 セントポール ミリアム・トレパニエ(英語版) 2017年3月4日 オタワ ジャクリーン・レジェール(英語版)
開催日 開催地 優勝 2018年1月19・20日 セントポール アマンダ・トランゾ(英語版) 2018年2月2・3日 ユヴァスキュラ アマンダ・トランゾ(英語版) 2018年2月16・17日 マルセイユ ジャクリーン・レジェール(英語版) 2018年3月9・10日 エドモントン アマンダ・トランゾ(英語版)
ジュニア 開催日 開催地 優勝 2017年1月14日 マルセイユ ミルコ・ラハティ(フィンランド語版) 2017年1月21日 ユヴァスキュラ ミルコ・ラハティ(フィンランド語版) 2017年2月4日 セントポール ミルコ・ラハティ(フィンランド語版) 2017年3月4日 オタワ ミルコ・ラハティ(フィンランド語版)
開催日 開催地 優勝 2018年1月19・20日 セントポール ミルコ・ラハティ(フィンランド語版) 2018年2月2・3日 ユヴァスキュラ ミルコ・ラハティ(フィンランド語版) 2018年2月16・17日 マルセイユ ミルコ・ラハティ(フィンランド語版) 2018年3月9・10日 エドモントン ミルコ・ラハティ(フィンランド語版)
脚注 ^ Red Bull, "Ice Cross - Downhill" (accessed 2012-01-20) ^ “RED BULL CRASHED ICE YOKOHAMA - クラッシュド・アイス - アイスクロス”. レッドブルクラッシュドアイス. 2018年12月7日 閲覧。 Red Bull’s Headlong Frozen Dash Is a Crash Course in Marketing, By Matt Higgins, New York Times, March 3, 2007 Red Bull Crashed Ice returns to Quebec City, by Melissa Halarides, The Concordian, March 7, 2007 A Downhill Ice Course, Full Hockey Gear and the Need for Speed, Market Wire, August 2006 Crashed Ice: Le parcours de l'an dernier gonflé aux stéroïdes, by Ian Bussières, Le Soleil, January 25th 2008, P. 8 & 9 関連項目 外部リンク 公式ウェブサイト Crashed Ice Quebec 2011 レッドブル
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