ロナルド・F・アブラー
ロン・アブラー | |
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生誕 | ロナルド・フランシス・アブラー 1939年5月30日 アメリカ合衆国 ミルウォーキー |
国籍 | アメリカ合衆国 |
研究分野 | 地理学 |
研究機関 | ペンシルベニア州立大学 |
出身校 | ミネソタ大学 |
主な業績 | 空間組織についての1971年の教科書[1] メディアとコミュニケーションの地理学 |
プロジェクト:人物伝 | |
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ロナルド・フランシス・アブラー(Ronald Francis Abler、1939年 - )は、アメリカ合衆国の地理学者、ペンシルベニア州立大学教授であり、アメリカ科学振興協会のフェローに選出されている[2][3]。アブラーは、かつてアメリカ地理学会 (AAG) の会長となり、国際地理学連合 (IGU) の会長も務め、サミュエル・フィンリー・ブリーズ・モース・メダル(英語版)やヴィクトリア・メダルを受賞している。アブラーは、メディアとコミュニケーションの地理学(英語版)の発展に寄与した重要な人物である。
経歴
ミネソタ大学に学び、学位を得た後、長くペンシルベニア州立大学で研究教育にあたり、特に情報とメディアに関する学際的研究に尽力し、発展途上であったサイバー空間と現実空間の関係について初期から議論を展開した[4]。
研究体制の組織者としても手腕を発揮し、地理情報分析国立センター(英語版) (NCGIS) の創設を主導したほか、アメリカ地理学会、国際地理学連合で長く役員を務め、多数の賞を受賞している[4]。2013年に京都市で開催された国際地理学会議において、日本地理学会から名誉会員の称号を[4]、東京地学協会からは東京地学協会メダルを贈られた[5]。
脚注
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、ロナルド・F・アブラーに関連するカテゴリがあります。
- faculty page
- 久保幸夫「アメリカにおける 「地理学の危機」」『お茶の水地理』第29号、お茶の水女子大学、90-91頁。 NAID 120000852342 - 文末に「なお、アメリカ地理学会会長のアブラー教授をはじめ多くのアメリカ地理学者との議論がこの文のベースになっている。」と記されている。
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