大森忠夫

大森 忠夫(おおもり ただお、1908年11月24日 - 1972年12月3日)は、日本の法学者。専門は商法保険法学位法学博士京都大学・1953年)。京都大学名誉教授。竹田省門下。弟子に岩本慧、村田治美など[1]

人物

兵庫県出身。1932年(昭和7年)京都帝国大学助手となるが、翌年の滝川事件で辞職。立命館大学助教授となる。1935年(同10年)京大に復帰して助教授、1943年(同18年)教授。保険法の権威として知られ、著作に「保険契約の法的構造」、「保険契約法の研究」、「保険法」などがある。

略歴

  • 1926年(大正15年)- 兵庫県立柏原中学校卒業
  • 1929年(昭和4年)- 第三高等学校文科甲類卒業
  • 1932年(昭和7年)- 京都帝国大学法学部卒業
  • 同年 - 京都帝国大学助手、法学部勤務
  • 1933年(昭和8年)- 依願免本官
  • 同年 - 立命館大学助教授
  • 1934年(昭和9年)- 立命館大学を退職
  • 同年 - 京都帝国大学助手
  • 1935年(昭和10年)- 京都帝国大学助教授
  • 1943年(昭和18年)- 京都帝国大学教授
  • 1953年(昭和28年)- 法学博士
  • 1959年(昭和34年)- フランスイギリスへ出張(同年帰国)
  • 1966年(昭和41年)- ドイツフランススイスへ出張(同年帰国)

参考文献

上柳克郎編『商法・保険法の諸問題:大森先生還暦記念』(有斐閣、1972)

脚注

  1. ^ “国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2023年8月1日閲覧。
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