宣憲皇后

宣憲皇后
後唐の追封皇后

配偶者 王氏
  明宗
子女 李従珂
父親 魏氏
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宣憲皇后(せんけんこうごう、生没年不詳)は、五代十国時代後唐の明宗李嗣源の側室(即位前没)。姓は魏氏。末帝李従珂の母であり、その即位後に皇后に追尊された。

生涯

鎮州平山県の人。初め、同郷人の王氏に嫁いだ。男子を一人産んだ。唐の景福初年、李克用軍が平山を占領した際、魏氏は捕らえられ、李嗣源の側室となった。李嗣源は金にだらしなかった上、正妻の曹氏も家政が苦手だったため、魏氏が家事を担った。

魏氏は明宗の即位前に病死した。明宗が即位すると、魯国夫人を追贈した。実子の李従珂が即位すると皇后に追尊され、「宣憲」のを贈られた。

男子

伝記資料

五代の皇后
後梁

元貞張皇后* / 張皇后(朱友珪)

後唐

神閔劉皇后 / 和武曹皇后 / 昭懿夏皇后* / 孔皇后 / 宣憲魏皇后* / 劉皇后(末帝)

後晋

李皇后(高祖)* / 馮皇后(少帝)

後漢

李皇后(高祖)

後周

聖穆柴皇后* / 貞恵劉皇后* / 宣懿符皇后 / 宣慈符皇后

*:追尊皇后・皇太后