朝吹由紀子

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朝吹 由紀子(あさぶき ゆきこ、1945年 - 2008年)は、フランス語翻訳家日本橋学館大学人文経営学部助教授。

母・朝吹登水子の後を受けてフランソワーズ・サガンなどを翻訳した。

家族・親族

朝吹登水子の最初の夫(日本人)との間に生まれる。 夫はフランス文学者で慶應義塾大学名誉教授の牛場暁夫。 息子は神経科学者で慶應義塾大学理工学部教授の牛場潤一朝吹英一朝吹三吉朝吹四郎は伯父。 詩人朝吹亮二は従弟。 小説家の朝吹真理子は従姪。 祖父は朝吹常吉、祖母は朝吹磯子。 曽祖父に朝吹英二長岡外史。曽祖叔父に野依範治野依良治は三従兄。

著書

共著

  • 『おしゃべりフランス語』(朝吹登水子共著、実業之日本社、実日新書) 1970
  • 『パリを訪れて フランスに持って行くテキスト』(牛場暁夫共著、朝日出版社) 1995.4

翻訳

  • 『白い糸で縫われた少女』(クレール・ガロワ、新潮社) 1971
  • 『顔の上の霧の味』(アンヌ・エベール、講談社) 1976
  • 『ミロとの対話 これが私の夢の色』(ジョアン・ミロ, ジョルジュ・ライヤール、美術公論社) 1978.4
  • 『人間ゴッホ 麦畑の挽歌』(ヴィヴィアンヌ・フォレステール、美術公論社) 1987.6
  • 『ジャンヌ』(ジャック・リヴェット原案、クリスティーヌ・ローラン, パスカル・ボニツェール脚本、角川文庫) 1995.4
  • 『ぼくはこの足でもう一度歩きたい』(マルク・メルジェ、新潮社) 2002.7

フランソワーズ・サガン

  • 『愛と同じくらい孤独』(フランソワーズ・サガン、新潮社) 1976、のち文庫
  • 『夏に抱かれて』(フランソワーズ・サガン、新潮社) 1988.8、のち文庫
  • 『水彩画のような血』(フランソワーズ・サガン、新潮社) 1991.3、のち文庫
  • 『愛という名の孤独』(フランソワーズ・サガン、新潮社) 1994.6、のち文庫
  • 『愛をさがして』(フランソワーズ・サガン、新潮社) 1997.6

参考

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