玦状耳飾り
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/ec/Earrings_with_a_slit.jpg/220px-Earrings_with_a_slit.jpg)
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/41/How_to_wear_the_earrings_with_a_slit.jpg/220px-How_to_wear_the_earrings_with_a_slit.jpg)
玦状耳飾り(けつじょうみみかざり)は、日本の縄文時代前期を中心にみられる耳飾りの一種である。円形、楕円形や三角形に近い形状をしており、中央に穴が開けられ、滑石、蛇紋岩などを用いて作られている[1]。
分布とルーツ
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/4/4b/Emblem_of_Fujiidera%2C_Osaka.svg/220px-Emblem_of_Fujiidera%2C_Osaka.svg.png)
市内の国府遺跡から出土した玦状耳飾りと、前方後円墳をモチーフとし、両者を合体させたデザインとなっている[2]。
大阪府藤井寺市の国府遺跡から出土したことが有名であるが、全国各地の遺跡から多数発見されている。国外では、遼河文明 (興隆窪文化)の遺跡からも見つかっており、三内丸山遺跡との類似性が指摘される[3]。群馬県下仁田町や福井県あわら市で発見されたものは、当時の日本では確認されない鉱物を用いており、中国や朝鮮半島からの渡来の可能性がある[4]。
脚注
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関連項目
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