薬研堀

薬研堀(やげんぼり)は、

  1. の形状の一つで、薬研のごとく断面がV字形になっているもの。 → 堀#断面形状による分類
  2. 上記呼称が固有名詞化したもので、堀の名前。またそれが転じて地名となったもの。
    • 江戸の薬研堀は、現在の中央区東日本橋一丁目から二丁目にかけて存在した。隅田川から直接引き込まれた荷揚げ用の堀であった。 → 薬研堀 (東京都)
    • 広島県広島市中区にある地名歓楽街として知られている。
  3. 七味唐辛子の別名。江戸薬研堀端で最初に売り出されたことから。また、製造過程で薬研を使用したことから、その含みもあったともいう。
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