金丸晃輔

金丸晃輔
Kosuke Kanamaru
三遠ネオフェニックス  No.14
ポジション SF
基本情報
日本語 金丸晃輔
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1989-03-08) 1989年3月8日(35歳)
出身地 福岡県
身長 192cm (6 ft 4 in)
体重 88kg (194 lb)
経歴
2011-2013パナソニックトライアンズ
2013-2021シーホース三河
2021-2022島根スサノオマジック
2022-三遠ネオフェニックス
受賞歴

2011 (JBL) ~ 2013 (NBL) ~ 2016 (B.LEAGUE) ~

  • JBLルーキーオブザイヤー (2012)
  • JBLベストファイブ (2013)
  • BリーグシーズンMVP (2021)
  • 5× Bリーグベストファイブ (2017-2021)
  • 4× Bリーグオールスター (2017, 2019-2021)
  • 6× フロースロー成功率1位 (2013, 2015, 2017-2020)
  • 2× スリーポイント成功率1位 (2014, 2017)
  • 全日本総合バスケットボール選手権大会ベストファイブ (2013, 2016)
  • 東京運動記者クラブバスケットボール分科会選出年間ベストファイブ (2012)
選手情報 ウィキデータを編集 B.LEAGUE.jp

金丸 晃輔(かなまる こうすけ、1989年平成元年〉3月8日 - )は、日本のプロバスケットボール選手。福岡県出身。ポジションはスモールフォワードB.LEAGUE三遠ネオフェニックス所属(2022‐23シーズン)。

日本代表

来歴

バスケを始めたのは小学生の時[要出典]那珂川町立那珂川南中学校(現:那珂川市立那珂川南中学校)では2年次の2003年、第16回ジュニアオールスターに出場し、予選リーグで敗退。

2004年4月に福大大濠高校進学後は1年生時よりメンバー入りし、インターハイに出場。2年次の2005年インターハイではチームの得点源として活躍し、2回戦の金光藤蔭高校戦と準々決勝の北陸高校戦でチームトップの得点を記録するなど準優勝に貢献した。[要出典]3年生時の2006年インターハイではベスト8。同年のウィンターカップにも出場し、3位に貢献した。3位決定戦の八王子高校戦では42得点を記録している[要出典]

2007年4月、明治大学に進学。1年次より主力となり[要出典]第83回関東大学リーグ2部で3位。第59回インカレでは8位。2008年1月の第83回全日本総合選手権1回戦のJBL2・栃木ブレックス戦でチームトップの28得点[要出典]

2年次の2008年新人戦で優秀選手賞[要出典]第57回関東大学バスケットボール選手権大会で得点王。第84回リーグ戦2部で4位。14試合に出場し、得点王と3ポイント王を獲得。第60回インカレでも5位に貢献し得点王を獲得する。[要出典]2009年1月、第84回全日本総合選手権では3回戦まで進出し、JBLのアイシンに敗れた。

3年次の2009年第58回関東大学選手権大会で得点王[要出典]第85回リーグ戦2部でリーグ通算500得点で得点王と3ポイント王の2冠を2年連続で獲得し、優勝と1部リーグ昇格に貢献した。第61回インカレは2回戦で敗退。[要出典]

4年次の2010年、第59回関東大学選手権大会は直前に足首を捻挫し欠場。11年ぶりにB1リーグに復帰した第86回リーグ戦では10チーム中7位となり1部残留に貢献。第62回インカレではリーグ戦5位の拓殖大や3位の東海大など上位大学を破り、準決勝でリーグ戦2位の慶応大に敗れたが、3位決定戦では関東学院大に勝利し3位となり、自身は優秀選手賞、得点王、3ポイント王を受賞した。[要出典]2011年1月、2大会ぶりに出場した第86回全日本総合選手権では3回戦で東芝に敗れた。

大学卒業後の2011年JBLパナソニックトライアンズに入団。1年目よりオールスターゲームに出場[要出典]。2011-12シーズンのルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞[要出典]。2012-13シーズンは2013年1月の第88回全日本総合選手権ではパナソニックとして16年ぶり10度目の優勝に貢献し、ベスト5に選出された。[要出典]JBLリーグ戦でもベスト5とフリースロー成功率1位のタイトルを獲得。[要出典]

パナソニックの2013年限りでの休部を受けアイシンシーホース三河に移籍。2013-14シーズンは3ポイントシュート成功率1位のタイトルを獲得。[要出典]

2018-19シーズン、スリーポイント成功率が43.7%だった[要出典]が、石井講祐らには及ばなかった。

2019-20シーズン、2020年3月15日(横浜戦)、Bリーグタイ記録となる1試合11本のスリーポイント成功、自身最多(キャリアハイ更新)でBリーグ日本人歴代最多の45得点を記録した [1]富樫勇樹、田中大貴と共に4年連続でベストファイブに選出された。スリーポイント成功率が44.8%だった[要出典]が、松井啓十郎(京都)らには及ばなかった。

2020-21シーズン、自身初のレギュラーシーズン最優秀選手賞(MVP)を受賞した。ベストファイブでは富樫勇樹(千葉J)、藤井祐眞(川崎)、ジュリアン・マブンガ(富山)、ニック・ファジーカス(川崎)と共に受賞した。スリーポイント成功率は46.6%で狩野祐介(名古屋)に次ぐ2位で、フリースロー成功率は90.7%で古川孝敏(秋田)に次ぐ2位だった。6月のBリーグ・アワード・ショーではこの年に弟が亡くなったことを明かし、MVPの受賞について「弟に最高のプレゼントになった。弟からもらったものかなと思う」と語った[2]

2021年6月25日、8シーズン過ごしたシーホース三河を退団することが発表され、同年7月1日に島根スサノオマジックへの入団が発表された。

経歴

日本代表歴

高校3年次の2006年にU-18日本代表に選ばれ、アジアU-18選手権で6位。

大学3年次の2009年ユニバーシアード代表に選出され、得点王を獲得[要出典]。直後に行われたウィリアム・ジョーンズカップでアメリカ挑戦のため代表活動を辞退した竹内譲次に代わりA代表に初めて招集され、出場機会こそ少なかったものの最終戦で3ポイントを6本決めるなど存在感をアピールした。[要出典]また、日韓大学対抗戦の李相栢杯にも出場。

2010年、2年連続で日本代表候補に選出され、ウィリアム・ジョーンズカップに出場。

2011年東アジア選手権で2位[3]

2012年FIBAアジアカップで準優勝。

2013年アジア選手権では7試合に出場して9位。1試合平均12.1得点[要出典]

2014年FIBAアジアカップで6位。アジア競技大会で5大会20年ぶりの3位に貢献[要出典]

2021年、東京オリンピック日本代表に選出された。

個人成績

リーグ戦

略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト数  SPG  平均スティール数
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ  *  リーグリーダー  †  優勝シーズン
シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2011-12 パナソニック 41 41 33.7 .422 .383 .852 3.4 0.7 0.5 0.3 1.0 15.7
2012-13 30 29 32.8 .456 .461 .911 2.4 0.9 0.5 0.4 1.0 15.6
2013-14 三河 52 50 31.9 .465 .473 .868 2.3 0.9 0.5 0.2 1.1 15.4
2014-15 45 45 34.9 .485 .453 .920 2.7 1.0 0.8 0.0 1.1 19.7
2015-16 51 50 33.0 .422 .365 .850 2.4 1.1 0.5 0.1 1.1 17.5
2016-17 54 52 29.4 .450 .426 .908 2.0 0.7 0.5 0.1 1.1 16.7
2017-18 57 50 28.1 .445 .395 .932 1.9 1.1 0.6 0.1 1.1 15.7
2018-19 52 52 28.9 .453 .437 .909 1.2 1.1 0.3 0.1 1.3 17.9
2019-20 35 32 27.3 .497 .448 .974 1.5 1.1 0.4 0.0 1.2 14.3
2020-21 53 52 27.2 .493 .466 .907 1.5 1.2 0.4 0.0 0.8 16.8
2021-22 島根 45 33 27:16 .451 .406 .866 1.8 1.3 0.6 0.2 0.8 11.1
  • 2019-20シーズンは41試合で打ち切り

プレーオフ

シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2017 三河 5 5 27.6 .485 .429 .941 1.2 0.2 0.2 0.0 0.3 17.2
2018 4 3 32.4 .426 .417 .957 2.0 0.5 0.3 0.0 1.0 19.8
2021 2 2 26.5 .393 .273 1.000 0.0 1.3 0.0 0.0 1.5 15.0
2022 島根 5 0 23:45 .370 .286 1.000 2.2 0.2 0 0 0 5.4

受賞歴

脚注

  1. ^ a b “Bリーグ記録に並ぶ11本の3Pシュートを沈めた金丸晃輔、3月の『MONTHLY BEST of TOUGH SHOT』を受賞”. バスケットボールキング (2020年4月14日). 2020年6月7日閲覧。
  2. ^ “三河の金丸晃輔MVP初受賞 今年亡くなった弟へ「最高のプレゼントに」”. 日刊スポーツ (2021年6月4日). 2021年6月5日閲覧。
  3. ^ “10:「2度同じやられ方をしないこと」 男子日本代表 金丸 晃輔選手”. 日本バスケットボール協会 (2012年). 2016年1月閲覧。

関連項目

外部リンク

  • 金丸晃輔 (@kosuke_0308) - Instagram
  • Bリーグによる選手紹介ページ
  • バスケットボールキングによる選手紹介ページ
三遠ネオフェニックス 2023-24
スタッフ
  • ヘッドコーチ 大野篤史
  • アシスタントコーチ 清水太志郎、前田浩行
  • スキルディベロップメントコーチ 大村将基
選手
G
F
  • 1 ヤンテ・メイテン(PF)
  • 4 コティ・クラーク(PF)
  • 14 金丸晃輔(SF)
  • 15 兪龍海(SF)
F/C
  • 23 デイビッド・ダジンスキー
C
アイシンシーホース三河 2014-15 NBL優勝

0 橋本竜馬 | 3 柏木真介 | 6 比江島慎 | 7 福田真生 | 8 喜多川修平 キャプテン | 13 スコット・モリソン | 14 金丸晃輔(プレーオフMVP) | 15 白濱僚祐 | 21 ギャビン・エドワーズ | 32 桜木ジェイアール | 34 高橋マイケル | コーチ:鈴木貴美一

 
業績
BリーグシーズンMVP
2010年代
2020年代
Bリーグベストファイブ
2016-17
2017-18
2018-19
2019-20
2020-21
2021-22
2022-23
2023-24
太字はシーズンMVP
Bリーグベスト3P成功率賞
2010年代
2020年代
BリーグベストFT成功率賞
2010年代
  • 2016-17 金丸晃輔
  • 2017-18 金丸晃輔
  • 2018-19 金丸晃輔
  • 2019-20 金丸晃輔
2020年代
日本バスケットボールリーグ ルーキー・オブ・ザ・イヤー
日本リーグ
1970年代
  • 70-71 阿部成章
  • 71-72 三浦真造
  • 72-73 土田真嗣
  • 73-74 藤本裕
  • 74-75 尾鷲邦男
  • 75-76 沼田宏文
  • 76-77 村上一義
  • 77-78 該当者なし
  • 78-79 加藤伸樹/蛭川敏明
  • 79-80 岡山恭崇
1980年代
1990年代
旧JBL
2000年代
JBL
2000年代
2010年代
NBL
2010年代
JBL
NBL
東京運動記者クラブバスケットボール分科会選出 年間ベスト5賞男子
1980年代
1981年度
1982年度
1983年度
1984年度
1985年度
1986年度
1987年度
1988年度
  • 池内泰明
  • 中島康行
  • 大野和也
  • D.ウィルキンソン
  • C.マーチン
1989年度
  • 池内泰明
  • C.マーチン
  • J.ウイルクス
  • 村田健一
  • 辻村浩
1990年代
1990年度
1991年度
1992年度
1993年度
1994年度
1995年度
1996年度
1997年度
1998年度
1999年度
2000年代
2000年度
2001年度
2002年度
2003年度
2004年度
2005年度
2006年度
2007年度
2008年度
2009年度
2010年代
2010年度
2011年度
2012年度
2013年度
2014年度
2015年度
2016年度
 
日本の旗 バスケットボール男子日本代表
日本の旗 バスケットボール男子日本代表 - 2013 アジア選手権
日本の旗 バスケットボール男子日本代表 - 2014 アジア競技大会 33位 銅メダル
日本の旗 バスケットボール男子日本代表 - 2020 東京オリンピック