Apple Push Notification Service

Apple Push Notification Service
種類 通知
所持会社 Apple
使用開始国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
主要使用国 世界の旗 世界
使用開始 2009年
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Apple Push Notification Service(APNS)とは、Appleが作成したサービスで、2009年6月17日のiOS 3.0のリリースとともに開始された[1]Push技術を使って常にオープンなIP接続を通してサードパーティーアプリケーションサーバーからの通知をAppleの端末に転送する。バッジ、音、カスタムテキストアラートといった通知がある。APNSはまた開発者が活用するAPIMac OS X Lionに追加する[2]

Appleがこのサービスを最初に発表したのは2008年6月9日で9月にリリースするというものだったが、2009年3月17日のiOS 3.0プレビューイベントでスコット・フォーストールは、ロールアウトがAPNSのアナウンスメントへのレスポンスが伝えられるところ圧倒的であることによるスケーラビリティ目的にAPNSを再編することで遅れたとしている。両イベントでフォーストールはプッシュ通知はバッテリーの持ち時間を通信の受信に関係するバックグラウンド処理(Push技術を使うため)より長く維持するためのよりよい手段であるとしている[3]

Mac OS X LionにおいてアプリケーションはiOSで使われている同じAPIを使用することで、Max OS Xで動作するアプリケーションにバッジ番号をプッシュ出来る。OS X Mountain Lionのリリースにおいてはユーザーは通知センターを通してプッシュ通知を受け取れるようになった。もし通知受信時にアプリケーションが開いていなかった場合、アプリケーションはユーザーに通知するためにバッジするかドックに追加される(バッジがクリアされた場合)。

APNSはMac OS X Lionと共に、構成プロファイル経由でアップデートを受け取るために登録され、サーバーのメール、カレンダー、コンタクトサービスを使用するクライアントへのアップデート通知をプッシュするために使われる。これはiPhoneのようなデバイスやMac上のiCalのようなアプリケーションでも通知を受け取れる事を意味している。

各通知の最大サイズは256バイトである。

関連項目

  • 通知センター
  • Android Cloud to Device Messaging Service(英語版)
  • Google Cloud Messaging(英語版)
  • SQL Server Notification Services(英語版)
  • Microsoft Notification Protocol(英語版)

脚注

  1. ^ Apple Push Notification Service, アップル, http://developer.apple.com/technologies/ios/features.html 
  2. ^ What's new in Mac OS X Lion, Apple, http://developer.apple.com/technologies/mac/whats-new.html 
  3. ^ iPhone push notification service for devs announced, Engadget

外部リンク

  • Using Local and Push Notifications on developer.apple.com
  • http://support.apple.com/kb/HT3576
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バージョン
iOS logo
派生OS
iPadOS
アプリケーション
終了
機能
サービス
終了
その他
バージョン
macOS logo
アプリケーション
廃止
ユーティリティ
廃止
  • グラブ
  • ネットワークユーティリティ
テクノロジーおよび
インタフェース
非推奨
廃止
開発ツール