スワロー礁

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スワロー礁 右下がラヤンラヤン島
南沙諸島における南シナ海周辺諸国の実効支配状況

スワロー礁(すわろーしょう、英語:Swallow Reef、マレー語:Pulau Layang-Layang、中国語:弾丸礁、ベトナム語Đá Hoa Lau / 𥒥Hoa Lau)は、南沙諸島に点在するサンゴ環礁の一つ。ボルネオ島の北西300kmに位置し、マレーシア実効支配している。環礁の一部であるラヤンラヤン島スキューバダイビングなどの観光地となっている。中華人民共和国中華民国台湾)が領有権を主張している。

名称

マレーシアでは、スワロー礁をラヤンラヤン島と呼んでいる[1]。日本の防衛省の文書ではスワロー礁と表記している[2]。中国名は弾丸礁

歴史

1974年、マレーシアが領有した。1979年サバ州の付属島として、マレーシア地図に明記した。1980年、マレーシア海軍監視所が設置された[3]

マレーシア政府がラヤンラヤン島を埋め立て野鳥観察区空港リゾートホテルを建てた[4]

2010年、中国の漁業取締船漁政311が監視活動としてスワロー礁に接近し、マレーシア軍のミサイル艇と哨戒機が出動、18時間対峙するという事件が起こった[2]

ギャラリー

  • ラヤンラヤン島
    ラヤンラヤン島
  • ラヤンラヤン島
    ラヤンラヤン島
  • 飛行場
    飛行場
  • リゾート
    リゾート
  • リゾート
    リゾート
  • ダイビング
    ダイビング

脚注

ウィキメディア・コモンズには、スワロー礁に関連するメディアがあります。
  1. ^ マレーシア首相がスプラトリー諸島を訪問、領有権をアピール―中国紙
  2. ^ a b 中国安全保障レポート2011 - 防衛省防衛研究所 [1] 16p
  3. ^ [2]
  4. ^ 南沙諸島-領土の帰属をめぐる紛争地帯

関連項目

外部リンク

  • スワロー礁 Google Map
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