フェリーあぜりあ

曖昧さ回避 この項目では、神新汽船の船舶について説明しています。
フェリーあぜりあ
下田港にて(2017年4月)
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本の旗 日本
所有者 神新汽船
鉄道建設・運輸施設整備支援機構
運用者 神新汽船
建造所 内海造船瀬戸田工場(769番船)
航行区域 限定沿海
船級 JG
信号符字 JD3767
IMO番号 9725689
MMSI番号 431006033
経歴
起工 2014年7月3日
進水 2014年9月26日
竣工 2014年12月5日
就航 2014年12月19日
要目
総トン数 495 トン
載貨重量 200 トン
全長 63.00 m
全幅 12.60 m
深さ 6.90 m
満載喫水 3.10 m
機関方式 ディーゼル
主機関 新潟原動機 6MG28AHX 1基
推進器 5翼プロペラ 1軸
出力 2,060 kW
最大速力 16.8ノット
航海速力 15.20ノット
旅客定員 240名
乗組員 10名
積載能力 130型コンテナ6個、メッシュコンテナ8個
車両搭載数 乗用車10台
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フェリーあぜりあは、神新汽船が運航しているフェリー

概要

あぜりあ丸の代船として内海造船瀬戸田工場で建造され、2014年12月19日に就航した。

鉄道建設・運輸施設整備支援機構の共有建造制度を利用して建造された鉄道・運輸機構との共有船である。伊豆諸島航路唯一のカーフェリーである。

航路

火・金・日は利島から順に、月・木・土は神津島から逆順で寄港する。水曜日は運休となる。また、気象条件により、抜港もしくは運休となる場合がある。

設計

船体は三層構造で上から航海船橋甲板、上甲板、第二甲板となっている。航海船橋甲板には操舵室、乗組員区画、旅客区画(一等室・特二等室)、上甲板は旅客区画(二等室)、第二甲板は車両搭載区画が配置されている。

減揺装置としてフィンスタビライザー、大型ビルジキール、アンチローリングタンクを装備する。狭隘な港湾環境に対応してバウスラスター1基、最大舵角70°のシリングラダーを装備する。

伊豆諸島航路の就航船として初めてショアランプを装備しており、左舷船尾に装備されたランプウェイから船内ランプを通じて、ロールオン・ロールオフ方式で車両を第二甲板に搭載する。また、船首甲板がコンテナスペースとなっており、コンテナをデリックによるリフトオン・リフトオフ方式で搭載する。

高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(バリアフリー新法)に基づいて作成された鉄道・運輸機構の旅客船バリアフリーガイドラインに準拠したバリアフリー高度化船である。通常の船内設備に加えて、高齢者や身障者に対応した客室、多機能トイレなどのバリアフリー設備を備える。

船内

船室

  • 一等室
  • 特二等室
  • 二等室

設備

船内に食堂・売店はないが、飲料・カップ麺の自動販売機が設置されている。

脚注

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外部リンク

  • 神新汽船 - 船のご案内
  • MarineTraffic.com - FERRY AZALEA - 自動船舶識別装置(AIS)による現在位置表示
 
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