ミューラー・ヒントン寒天培地

ミューラー・ヒントン寒天培地(ミューラー・ヒントンカンテンバイチ、: Mueller-Hinton agar)とは一般に抗生物質感受性試験に使用される微生物学的増殖培地の一つ。ミューラー・ヒントン寒天培地はまたナイセリアモラクセラの分離・維持用に使用されることがある。

ミューラー・ヒントン寒天培地は以下の成分を含む(w/v)[1]

pHは25℃において中性を調整する。

連鎖球菌の感受性試験を行う場合、5%ヒツジ血液を加えることがある。

脚注

  1. ^ Atlas, R.M. (2004). Handbook of Microbiological Media. London: CRC Press. pp. p. 1226. ISBN 0849318181 
選択培地(英語版)
グラム陽性菌
放線菌
  • 結核菌 (ローウェンスタインジャンセン培地(英語版), ミドルブルック7H9ブロス(英語版), ミドルブルック7H10寒天培地(英語版), マイコバクテリア7H11寒天培地(英語版))
  • 肺炎マイコプラズマ (Eaton's agar)
フィルミクテス門
グラム陰性菌
アルファプロテオバクテリア(英語版)
  • Brucella abortus(英語版) (ブルセラ寒天培地(英語版))
ベータプロテオバクテリア(英語版)
ガンマプロテオバクテリア(英語版)
鑑別培地(英語版)
真菌用培地
  • 皮膚糸状菌選択培地(英語版)
  • ポテトデキストロース寒天培地(英語版)
  • サブロー寒天培地
非選択培地
その他
  • CLED寒天培地(英語版)
  • シスチントリプチック寒天培地(英語版)
  • 遠藤寒天培地(英語版)
  • ミューラー・ヒントン寒天培地/PNP寒天培地(英語版)
  • R2A寒天培地(英語版)
  • シモンズクエン酸寒天培地(英語版)
  • トリプトソーヤ寒天培地(英語版)
  • TSI寒天培地
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