オスカー・ピアストリ

オスカー・ピアストリ Oscar Piastri
オスカー・ピアストリ （2023年オーストラリアGP）
基本情報
フルネーム	オスカー・ジャック・ピアストリ Oscar Jack Piastri
略称表記	PIA
国籍	オーストラリア
出身地	同・ビクトリア州メルボルン
生年月日	(2001-04-06) 2001年4月6日（23歳）
F1での経歴
活動時期	2023-
所属チーム	'23- マクラーレン
車番	81
出走回数	28
タイトル	0
優勝回数	0
表彰台(3位以内)回数	2
通算獲得ポイント	138
ポールポジション	0
ファステストラップ	3
初戦	2023年バーレーンGP
2023年順位	9位 (97ポイント)
（記録は2024年第6戦マイアミGP終了時）
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オスカー・ジャック・ピアストリ（Oscar Jack Piastri, 2001年4月6日 - ）は、オーストラリア・ビクトリア州メルボルン出身のレーシングドライバー。

経歴

カート

2011年の10歳からカートを始める。

フォーミュラ4

2016年からシングルシーターレースへステップアップする。Dragon F4よりフォーミュラ4・UAE選手権（英語版）へ出場し、いきなり2度の表彰台を飾り、総合6位につく。

翌年は、F4・イギリス選手権（英語版）からクリスチャン・ホーナー創設のチームにフル参戦。6勝をあげて総合ランキング2位でシーズンを終えた。

フォーミュラ3

2019年10月、プレマ・レーシングからフォーミュラ3のテスト走行へ参加した。フォーミュラ・ルノーでの好成績により、2020年1月にルノー・スポール・アカデミー（アルピーヌ・アカデミーの前身）に加入^[1]。同郷の先輩マーク・ウェバーが夫人と出資者とともに経営する「JAMスポーツマネージメント」のクライアントとなり、ウェバーからマネージメントやメンタル面でのアドバイスを受けるようになる^[2]。

2020年1月、FIA フォーミュラ3選手権にプレマ・レーシングからフル参戦が決定した。チームメイトは、ローガン・サージェントとフレデリック・ヴェスティ。初年度から2度の優勝を含む、6回の表彰台を経験し、シリーズチャンピオンを獲得。

フォーミュラ2

2020年12月頃に、プレマ・レーシングからフォーミュラ2のテスト走行に参加した。その後、FIA フォーミュラ2選手権にプレマ・レーシングからフル参戦が決まった。チームメイトは、ロバート・シュワルツマン。ピアストリはミック・シューマッハの席に入った。初年度から6度の優勝を含む、11回の表彰台を経験し、5度のポールポジションを獲得する圧倒的な力を見せた。総合ランキング1位でシーズンを終えた。

フォーミュラ1

2022年8月2日、アルピーヌはアストンマーティンへ移籍するフェルナンド・アロンソの後任として2023年から起用すると発表。しかし、のちに自身のTwitterにて発表内容を全面的に否定するTweetを発信した^[3]。

9月2日、マクラーレンはチームを離脱したダニエル・リカルドの後任として2023年から起用すると発表^[4]。契約は複数年契約。チームメイトはランド・ノリス。固定カーナンバーは、「どういうキッカケで選んだのかは覚えていないけど、10桁の番号を1から8に変えて以来、ずっとこれを使い続けている」という理由で「81」を選択した^[5]。

9月23日、鈴鹿サーキットで行われた第16戦日本グランプリでは、予選ではチームメイトのランド・ノリスを上回り自身初のフロントローを獲得。翌24日に行われた決勝では、自身初の3位表彰台を獲得。マクラーレン所属ドライバーが鈴鹿で初表彰台を獲得するのは、1993年のミカ・ハッキネン以来30年ぶりとなった。10月7日、ロサイルインターナショナルサーキットで行われた第17戦カタールGPでは、スプリントレースにおいて優勝を果たした。

レース戦績

略歴

• ^† : ゲストドライバーとしての出走であるため、ポイントは加算されない。
• ^* : 現状の今シーズン順位。

フォーミュラ4・UAE選手権

• 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)

F4・イギリス選手権

• 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)

フォーミュラ・ルノー・ノーザン・ヨーロピアン・カップ

• 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)
• ^† : ゲストドライバーとしての出走であるため、ポイントは加算されない。

フォーミュラ・ルノー・ユーロカップ

• 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)

FIA フォーミュラ3選手権

• 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)
• ^‡ : ハーフポイント。レース周回数が75%未満で終了したため、得点が半分となる。

FIA フォーミュラ2選手権

• 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)
• ^† : リタイアだが、90%以上の距離を走行したため規定により完走扱い。
• ^‡ : ハーフポイント。レース周回数が75%未満で終了したため、得点が半分となる。

フォーミュラ1

• 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)
• 決勝順位右上の小数字はスプリントレースでの順位。
• ^* : 現状の今シーズン順位。

出典

外部リンク

• 公式ウェブサイト
• Oscar Piastri (@OscarPiastri) - X（旧Twitter）
• Oscar Piastri (@oscarpiastri) - Instagram

表 話 編 歴 2024年のF1世界選手権 に参戦予定のチームと出走ドライバー
レッドブル		メルセデス		フェラーリ		マクラーレン		アストンマーティン
1	マックス・フェルスタッペン	63	ジョージ・ラッセル	16	シャルル・ルクレール	81	オスカー・ピアストリ	18	ランス・ストロール
11	セルジオ・ペレス	44	ルイス・ハミルトン	55	カルロス・サインツ	4	ランド・ノリス	14	フェルナンド・アロンソ
アルピーヌ		ウィリアムズ		RB		キック・ザウバー		ハース
31	エステバン・オコン	23	アレクサンダー・アルボン	3	ダニエル・リカルド	77	バルテリ・ボッタス	20	ケビン・マグヌッセン
10	ピエール・ガスリー	2	ローガン・サージェント	22	角田裕毅	24	周冠宇	27	ニコ・ヒュルケンベルグ
その他参戦したドライバー		38	オリバー・ベアマン

表 話 編 歴 2021年のFIA F2選手権 参戦チームと出走ドライバー
プレマ・レーシング		ユニ-ヴィルトゥオーシ		カーリン		ハイテック・グランプリ		ARTグランプリ		MPモータースポーツ
1	ロバート・シュワルツマン	3	周冠宇	5	ダニエル・ティクトゥム	7	リアム・ローソン	9	クリスチャン・ルンガー	11	リチャード・フェルシュホー ジャック・ドゥーハン
2	オスカー・ピアストリ	4	フェリペ・ドルゴヴィッチ	6	ユアン・ダルバラ	8	ユーリ・ビップス	10	テオ・プルシェール	12	リリム・ツェンデリ クレメント・ノバラク
チャロウズ		DAMS		カンポス		HWA・レースラボ		トライデント
14	デビッド・ベックマン エンツォ・フィッティパルディ リチャード・フェルシュホー	16	ロイ・ニッサニー	20	ジャンルカ・ペテコフ マッテオ・ナニーニ デビッド・ベックマン オッリ・コールドウェル	22	マッテオ・ナニーニ ジャック・エイトケン ジェイク・ヒューズ ローガン・サージェント	24	ベント・ヴィスカール
15	ギリェルメ・サマイア	17	マーカス・アームストロング	21	ラルフ・ボシュング	23	アレッシオ・デレッダ	25	佐藤万璃音